ニオイがわからない!と思ってから、副鼻腔炎の手術で入院することになったところまでの2019年という1年間を振り返ってみたい。
予兆
2018年12月、とあるラーメン二郎インスパイアのお店で食べたらなんか味が違う。
2018年7月からずっと風邪をひき喘息になるという1セット2週間のスパンを繰り返していました。そんな中で海外の方と電話会議していたら「何言ってるのかわからない」と言われてしまう。
確かに自分でも声の響きがおかしいし、ずっと息も苦しいので喋り方が変わったのかもしれない?と思って2019年早々、喉声の病院に行く。
カメラで見たら食道から喉まで真っ赤だったので「あなた吐いてるでしょう」と言われる。吐いてはいなかったのですが消化がイマイチだなという自覚がありますと答えたら「それは逆流性胃腸炎」と言われ、食事の量を半分にすることで消化不良がなくなりまして喉が焼けている状態が落ち着き、風邪ひく回数が激減。ゆえに2月になると喘息も落ち着いてくる。
確信
この2月にも匂いがしない気がする?と思ったのですが、すぐに花粉症シーズンがやってきて、今までに例を見ないひどい鼻づまり、脳に酸素が足りなくて常に寝不足という感じでもちろんニオイせず。あまりにつらくて台湾に初めての花粉疎開したものね。
そしてこれはダメだと思ったのが4月。
自宅の冷蔵庫から取り出したものを食べたら痛んでいたのです。
一緒に住んでる母親に「痛んでるニオイするじゃない」と言われて、ニオイがしないって私死ぬな、ヤバいと自覚する。
近所の耳鼻科にニオイがしないと駆け込んだら大学病院を紹介されました。なお、ここまで喉声病院でも、この耳鼻科でも、喘息で訪れた内科でも「CT見ないとわからないけど、鼻は綺麗だから副鼻腔炎ではないと思うよ」と言われてました。
病名確定
大学病院行ったら慢性副鼻腔炎だというのです。そして副鼻腔炎であることと、ニオイがわからなくなっているのは別、分けて治療しましょうと。
なお、ニオイはわからなくなったという自覚があってから2週間以内に病院で何らかの処置を始めないと回復可能性が一気に下がるらしい。この先の人生、ニオイしなくなったらどうしよう。。。と思っておりました。
ニオイがわからないと死ぬ瞬間
今年の夏はリフォーム中の某所へ行って諸々の手続きを手伝いに行ったのですが、そこでシンナー使ってたのに全く分からなかった。
会社でも蚊取り線香からもくもくと煙が上がっていたのに気づかなかった。
食べ物以外でもニオイがわからないと死ぬな、と再自覚。
手術その1抜歯
副鼻腔炎の原因は上の歯に残っている親知らずかもしれないということで、系列の歯科大学にもいくことになり、全身麻酔3泊4日の入院で上の歯の親知らず2本抜歯。
ついつい弾丸でシンガポールいくことになったので、午前の入院を午後にしてもらってシンガポールからエクストリーム入院したのでした。看護師さんから若干あきれている空気を感じたけど仕方ない。
特に右は副鼻腔に親知らずが刺さっていたので、抜歯することで副鼻腔に穴があくことになりしばらくほっぺを押すときゅっきゅと音がしていました。
これでだいぶ夕方以降に声が出なくなるという症状は治まり、治ったなという自分的な確信を持っておりました。
手術その2副鼻腔炎
抜歯から3か月、術後初めてのCT撮ったら全然治ってなーい!
なので今度は年の瀬迫った12月副鼻腔炎の手術することになりました、左右両方。
母親は顔の手術ばかりして(3回目、二重を入れたら5回目)、将来顔がゆがんだりしないか心配と言っていました。
今年は思いっきりこけて顔に痣できて、ちょっと骨にひびも入ったようなので実質+1?2020年は穏やかに過ごしたい。
副鼻腔炎の手術は術後に鼻にスポンジを入れるとは聞いていたものの、鼻呼吸が全くできなくなるとは思っておらず、口呼吸の習慣がまるでないわたくしは呼吸のコツをつかむまで苦しくて苦しくて。。。これでよくご飯食べれるな!と思ったのですが、あークチャラーってこういうこと!とも認識したのでした。
そして今日術後2日、スポンジを抜いてもらって、眼球にかかっていた圧も落ち着き、ようやくパソコンに向かえるようになったのでブログ書いたりお仕事したりしている。
それで嗅覚障害
ちょっと前に医療系スタートアップの子と食事をしていたら「嗅覚の神経は再生する」という論文が出ていますよ」と教えてもらう。
その直後くらい1週間くらいすごいニオイがわかったので、久しく脳にニオイが結びついていなかったので、もしかしたら意識すればいいのかも?とも思いきや、現時点ではまたニオイわからなかったりする。
副鼻腔炎で炎症起こしているところに嗅覚の神経も近いと言っていたので、明日退院したらハナクリーンしながら回復を図りたい。。。