4月から新年度となり様々な予算が組まれていくと思います。
昨年ちょっと気になることがあったので書いておきます。
それは地方に来てくださいと言われる時の旅費や報酬です。
私はミラサポという中小企業支援の専門家登録をしていますので、地方でも地銀信金さんの手続きを踏んで手続きしていただければちょっとの報酬と往復交通費が中小企業庁から出ます。
この仕組みの説明しても、「手弁当で来てくださる方でお願いしたいです」と言われたり、行く側でもこれで良くなるのなら報酬いらないと言う人もいました。普段のお仕事で収入があるから訪問していろいろやってくれるいい人なんだと思います。悪気はない方です。
報酬0はいくら掛け算しても0
0が当たり前になったら、そのあとの人にも○○さんは無償で、しかも交通費も自腹で来てくれたという前例を作ってしまうことになります。それは先駆者として開拓していることになるのでしょうか。結果としておっさんの集まりを作っているだけになりませんか。次に若い子が行くことになっても、報酬をもらいやすい環境を作るのも年寄りの役割かなと思います。
もしあなたの組織の予算として出せないのなら、アフターで行われる懇親会費用から500円でも徴収したら20人で1万円です。確かに1万でどうにかなるものではないです。これくらいもらったところでどうにでもならないかもしれません。でも私はお仕事を教えてもらった人から請求書には値引きをしたぞときちんと書けと言われました。
本来ならこれくらいかかるんだと、だから予算を持ってきたりお金を作る気持ちがなければ次も経済が回る事業が作れることはないと思います。
お金を出せないならばそれ以外にも仕事になりそうな人を紹介する、地元の新聞社に来てもらえるように努力するなど他もあると思うのです。
ボランティアとチャリティは違うよ!
今年度も地方にお伺いすることが出てくるでしょう。いろいろな方とお会いできるのを楽しみにしています。ミラサポ使ってくださいね。他にもいろんな専門家がいます。
今年度はまず4月に釧路に行きます、これは自腹です。釧路公立大・釧路高専の方がだと交流できたらと思っています!
出張のおまけに何かイベントするとかご提案いただければやりますのでお気軽にお声がけくださいー。
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引き続き本もよろしくお願いします!