女性登壇者いますよ!
この週末に見つけた女性登壇者が探せるサイト。
非常識なオファーがあるかもしれないが、登壇してもいい女性は登録してほしい。なぜなら「If you can see it, you can be it」という言葉があるそうで(河野防衛大臣のYoutubeライブ配信で知りました)、人はそういう人がいると知ったら、それをやってみようと思う、ということなんですね。
そんな仕事があるとは見当もつかないことをググれと言ってもググれないわけで、見せることって大事だなと思います。
以前、PoliPoliのイベントで牧原経済産業副大臣が「女性のロールモデルがいない」とおっしゃっていたんです。
たとえばこのコロナ禍で軽症者を受け入れた東横インとアパホテル、どちらも女性経営者です。
forbesjapan.com(ホテル三日月のことも忘れていません)
こういうお二人もロールモデルだと思うのです。女性に限らず、誰しも「登壇すること」がお仕事ではない限り、それは本業ではないので登壇することの優先順位は下がります。なので、いますという必要があると思っていました。
「いない」と言ってしまうと、すでにいる人も「いない」ことになってしまいます。
他の参加女性が「経産省でわからないならこちらで他薦します!」と答えておられたので、私なりに登壇してほしい日本企業の女性一覧を作ってみました。私はスタートアップやIT関連の周りにいますので、そのあたりの人です。
他にもいるじゃない!と思われた方はぜひspeakher.jpに推薦したり、Twitterやブログなどでオススメしてください。
背中を押されたら登壇しようかなという方もいらっしゃるのですよ!
注意:こういうのに掲載されてる人だからって無償で登壇しません!依頼には敬意を持ってくださいね。
追記:女性とくくっていますが、性自認としての女性かどうかを配慮していなかったので、直す余地があると思っています、ごめんなさい。なお、ここに掲載されている人を女性として登壇してほしいと言っているわけではありません。現状の脂っこいおっさんばかりじゃなくて、さまざまなバックグラウンドの人に登壇してもらってくださいね。
上場企業の女性役員(技術系)
南場智子さん
仲暁子さん
資金調達経験のあるスタートアップ企業の女性役員
中川 友紀子さん
阿部愛さん
大野紗和子さん
近藤那央さん
ハヤカワ五味さん
閑歳孝子さん
技術イベントでの登壇経験がある女性技術職
中谷智美さん
きゅんくん
(きゅんくんを技術職とくくっていいのか、クリエーターと言った方がいい気がする)
湊川あいさん
ちょまどさん
戸倉あやさん
山崎 奈緒美さん
横井 羽衣子さん
番外編
ポーラ
女性登壇者をどう探すか
女性の参加費を無料にするより女性登壇者を増やした方がイベントの女性参加者が増えます。
一番声をかけやすいのは企業でエバンジェリストをしている女性です。あちこちで自社のことを話すのがお仕事です。ただものすごく少ない人材なのと、どこの講演も同じ人が話しているという状態になってしまうので、いろいろお声がけしましょう。
1、よく登壇している男性にいい女性がいないか聞く
もし誰もいないと答えたらその人はせまーーーい男性社会でしか生きていないのでもし登壇依頼する際はお気を付けください、女性が引いている可能性があります。
ゴールドマンサックスも女性役員や管理職がない会社のIPOはやらないと明言しています。
2、日経WOMAN、PRESIDENT WOMAN、Forbesなどの雑誌およびアワードを見る
キラッとした人が誰かしらいます。華やかさがほしいならこういう雑誌に出ている人。講演やコンサルすることが本業の人もいます。
3、技術系なら勉強会やnote、Twitterで地道に発信している人を探す
登壇をお誘いすると「登壇なんてとんでもない!」っていうと率が高いと思います。「その技術に興味持ってくれる女性が参加してくれるようにイベントの宣伝しますから!」って言われて女性は悪い気しないのでお声がけをぜひ。
困ったらITmediaやアスキー、CodeZine、Business Insiderなどに技術系の記事を書いているライターさんやベンチャーキャピタルの人に誰かいないか聞いてみましょう。
メディアなら近藤佑子さん、ベンチャーキャピタルなら清水夕稀さんとかが話しやすくてオススメです。
4、女性の特性を知るためLEAN INを読んでみる
これは名著です。Facebook社のCOOシェリルサンドバーグ著です。女性がなぜイベントの登壇や出世に尻込みしてしまうのかわかります。
積極的に女性も登壇しよう
見渡す限り女性のイベントも必要ですが、日本では普通のイベントにおける男性比率が高すぎます。海外のカンファレンス見ていると女性が普通にいるどころか、妊婦さんがピンヒールで登壇していることも。
Online Store: Core—Cynthia Savard Saucier (Shopify Unite 2019)
こうなっていくためには女性側もできる範囲で登壇していくことが必要だと思います。
お声がけがあったらぜひ登壇を。そして日ごろからどうでもいい勉強会などのLTでもいいのでしゃべってみてください。1度話せば世界が変わります。いろんな志ある人が声をかけてくれて、仲間ができます。
ロールモデル=登壇者ではありませんが、見える化としてはわかりやすいのでいい切り口だと思っています。 ロールモデルのようになることではなくて、ロールモデルの方のいいとこどりしよ!という感じになるといいなと思います。
個人的には女性のための女性による女性向けのイベントもいいけど、経産省主催ないし経産省後援のイベントには女性登壇率が半分、せめて直近2年の目標で30%にもっていってほしいしてほしいと考えています。
あとメディアには「女性の苦労」を語らせるんじゃなくて、仕事の内容を取材してほしいですね!