ドバイ万博を見に行きたいために年末年始を活用してドバイに行ってきました。
ドバイ万博は3月31日まで開催されています。
ルート
エミレーツで成田ードバイ直行便往復でした。エミレーツはドバイ万博スポンサー企業なので、エミレーツを使うだけで1DAYPASSがもらえます。またドバイ滞在1分につき1マイルが万博期間中もらえます。
私の場合、エコノミー往復のマイルと万博マイルで7,870マイルがつき、きっと後日1万マイルくらいの滞在マイルがもらえるはず。
航空券料金は12/26出発1/3帰国で12万円弱でした。
PCR検査と出入国手続き
日本出国
前回同様、にしたんクリニックさんで受けました。ドバイは唾液ではだめで鼻腔咽頭ぬぐい液の検査なので、オンライン予約の上銀座のサロンに行きました。10分もあれば終わります。
また証明書は原本が必要なので翌日に渋谷のサロンで受け取りました。
15,700円、ほんと意味が分からないCMで好き。
ドバイ入国
隔離はありません。自主隔離の要請もありません。出国時に出発カウンターで陰性証明書を見せればOKです。原本は返してもらえます。
ただし、これは日本からです。12月26日時点では出発地がヨーロッパの地域によっては海外旅行保険の加入が義務付けられていました。クレジットカード会社の保険がついている人もコロナ禍においてはいつ必須になるかわからないので海外旅行保険は入っておいた方がいいです。
私はエイチ・エス損保のたびともに加入しました。オンラインでサクッと加入できてよき。
また入国に際してアプリが必要とも小耳にはさんでいたのですが、日本のカウンターではアプリの案内はありませんでした。到着時も不要でした。
ドバイ空港では万博のための無料PCR検査が用意されていました。試しに受けてみたかったのですが、「日本から来たの?ワクチン打ってるの?じゃあ必要ないからダメー」と言われてしまいました。出発国によっては入国時検査だそうです。
ドバイ出国
日本に帰るためのPCR検査は在ドバイ日本領事館のサイトに細かく書いてくれています。
日本渡航出発前72 時間以内の「出国前検査証明」の取得方法 -ドバイの検査施設- | 在ドバイ日本国総領事館
チェーン店のAmerican Hospitals Dubaiに行きました。料金AED 150(日本円で5000円くらい)
私の帰国便に合わせると12/31か1/1に受ける必要があったためあらかじめメールで開いているのか聞いたところ、何時の間に来いと返事が来たので休みじゃないんだなと理解していました。
その上で宿から一番近いところに行きましたが休み!
仕方ないので電話でどこが開いているのか聞いて向かいました。同じように休みのサロンの前で戸惑っている人がいたので、こっちの店舗だったらやってるらしいって教えたら待合室で遭遇しました。旅は助け合い大事。
サロン到着から終了まで2時間。紙に氏名などを記入して、受付の人が手入力しているので時間がかかります。
結果はSMSとメールで届くと言われていたのですが、検査してから12時間後くらいにSMSでnegativeという連絡しか来ず、20時間たっても何もメールが来なかったのでまた電話して証明書を要求。それでも日本の様式では送ってくれなかったので、連絡が来たメール以外にもそのサロンで公開されているメールアドレスすべてに日本の様式でくれと依頼し、IT部門のお兄さんのフォローもあって出発12時間前にメールを受け取りました。
もちろんカウンターで日本様式でほしいとお願いしていてもこの状況なので、個人旅行の方はくれぐれも気を付けましょう。
陰性証明書の印刷はドバイ万博内のオフィシャルショップにあるUPSのカウンターの方にメールを転送して印刷してもらいました。料金は「ここはモノクロしか印刷できないし1-2枚くらいタダでいいよ」ということで無料でした。滞在するホテルでお願いしてもいいと思います。
ドバイにもキンコーズのようなお店もあるので、そういったところで印刷するのもよいと思います(試していません)。
日本入国
相変わらず待ちます。私はホテル隔離なし組で到着から出口を出るまで3時間かかりました。
ドバイから搭乗時に厚生労働省の質問票webでQRコードを取得する必要があります。
チェックインは荷物の預け入れ含めてセルフなので搭乗口で確認です。ほぼ全員がその場でQRコードを取得していました。
デジタル庁から案内されているVisit Japan Webサービスには事前に登録していました。ここで陰性証明書のアップロードがあったのでもしかして印刷いらないかな?と思いましたが、いや印刷しておこうと思っていました。
機内では直近2週間どこにいましたか?の紙と、質問票webのQR取得の案内の紙をもらいます。
その後、成田に着いてから誓約書と滞在場所などを記入する紙を記入します。QRは後で使います。紙を配っている案内の方にデジタル庁のVisit Japan Webサービスはどこで使うんですか?と聞きましたが、それは知らないと言われました。
着いてからまず2時間待ちました。目の前には「検査前30分間飲食禁止」と書いてありますが、いつが30分前かわからないので2時間飲食禁止。暖房はなく、とても寒い中0歳児から大人までみんなパイプ椅子に座ってじっと待ちます。
カウンターに呼ばれ、体調について聞かれ、陰性証明書の確認がここで行われます。
その後唾液の提出、MYSOSやGoogleマップ常時記録のスマホ設定など流れ作業が続き、次にQRでオンラインの登録内容に間違いがないか到着時に渡された紙に記入した内容と照らし合わせます。
ここから先はホテル隔離ありなしで別れます。私はなしの方に進んだところ、40分くらい待って陰性の結果が出て先に進みました。ここは館内アナウンスがスピーカーの不調なのかブチブチに音声が途切れて番号が聞き取りにくいので注意してください。
その後陰性のハンコが押されたピンクの紙を受け取り、入国3日後に自分で行う抗原検査キットをもらい、いつもの入国審査です。
そして荷物を受け取り、ここでデジタル庁のVisit Japan Webサービスの出番、税関申告書がQRで出せるので、これとパスポートと顔写真を撮影してゲートを出れます。
出たところに東京都へ戻る方向けにPCR検査キットを配っています。都内に戻られる方はありがたくいただきましょう。
帰国翌日午前中、機内に陽性の方がいたそうでメールが来ました。前後2列に座っていた方には電話連絡と以後の日でホテル隔離の案内があるはずです。
旅のコツ
- 電話でメールアドレスを伝えることがあるので、メールアドレスは英単語の羅列がおすすめです。日本語の名前とかだとうまく伝わってくれない可能性があります。
- サロンからの連絡のSMSですが、ローカルの電話番号である必要があるため、duで旅行者用のSIMを持っていた方が安心です。一番お安いプランで1800円くらい。事前にAmazonでSIM買うより安かったです。
Tourist Sim | du™
雑感
ドバイ万博は最高でした!感染対策をして行く価値が十二分にあります。
ただ出入国に関して1点だけあまりに気分が悪かったことがあるので書きます。
最後の税関申告です。
荷物を受け取ってから電子申告のレーンへ移動しているときに真横に係官がついて、私が持っていたグッチの紙袋の中を何の断りもなくいきなりのぞき込み「なんだ私物か」と言いました。
電子化することで荷物を台に乗せてパスポートを見せて、どこに行ったんですかーお仕事ですかーといった過程がなくなるからと言ってカバンをのぞき込まれるのはさすがに気持ちが悪いです。
係官には中身を見る権利があるのだから見たいならば開けてくださいと言って開けさせればいいのです。私もそれは拒否できないですし、それは何も問題ありません。
電子化するために人のカバンを盗み見るように覗き込んで確認するならば電子化なんてやめてしまえ。
国にお願い
このご時世に未就学児を連れて海外渡航をするのはよっぽどです。あちこちで子供の泣き声やじっとしてられない子が遊んでいました。未就学児を連れている方は優先して差し上げてはいかがでしょうか。優先したところで私たちの待ち時間が何時間も伸びることはありません。もっと待ち時間を減らすポイントは他にあるはずです。