前半の続き。
7月
7日 Smips
TATTOO裁判に見る今後の規制と創作(Smips・エンタメと知財分科会 第17回)
先日大阪高裁で無罪判決となったTATTOO裁判の当事者である増田さんと弁護士の亀石先生にお越しいただきました。本件は医師法違反だったのですが、もしなにかのキャラクターを彫っていた場合に著作権法違反で逮捕することもできたんじゃないかなと思っていて興味がありました。
他の彫師さんは罰金払って終わりにしたにもかかわらず、増田さんは戦いに臨みました。今回のお話しで印象的だったのは、業界団体を作ってきちんとルールを作ろうということでした。今までなぜその業界団体が作れなかったのかお伺いしたところ、上下関係と派閥があまりに強かったということをおっしゃっていました。
近ごろなら大企業を横断してONE JAPANができたり、五反田バレーだったり、その昔であれば経団連を作ったり、韓国人なら民団を作ったり、それが一般社団法人なのか社団なのかはさておき、なんとか協会とかイマドキならコミュニティとか何かしら団体になっておくことは意見をより広く伝えるためにも必要だと感じました。団体を作れるのも能力の一つですね!
18日 StudyCode 電子署名と契約
StudyCode #4 電子署名と契約 - connpass
ご登壇いただく方にこういうことを話してほしいんだということをもっと細かく伝えるべきだったと反省しました。それとこの回は一気にスーツ率が高まりましたし、ビジネスになる分野なのだなぁと思いました。。。
7日 七夕におきゅふぇす出る
この時のJapanVR Festはコンテンツだけじゃなくてステッカーとか外装でもおけ!ということでおきゅごーの単眼ちゃんステッカー出しました。これはなんか続けて創作したいところ。
8月
20日 ポプテク1回目
POP TECH PARTY -ポプテク- 2018 Summer
masuidriveさんがDJやってるなっていうのは視界の片隅に入っていたのです。
一方でいろいろなイベントに行ったりエンジニアさんとFacebookでお友達になったりして、(ベースに)カルチャーがもっとあるといいなと思ったのです。
qiitaでブログ書き、Twitterで勉強会実況するもするのに、ぎーつくの友利奈緒のような圧倒的なアニメのリツイートとか、フェス全制覇くらいのたしなみとか、北構さんのような週末テクノの安らぎとか、そういう無駄がない。無駄は余裕で余裕のはざまにアイディアとか柔軟性とかあると思っているので、遊びの中で同じ職種の人が仲良くなる環境というカルチャーを作りたかったのです。
カルチャーを作るとか熱狂を作るというのは私の中でとても大事なことなのです。
そしてカルチャーと言えば、最高のサブカルくそメディア(褒めてる)KAI-YOU。
ということで、KAI-YOUにちょっとエンジニアがDJするイベントやらない?と声かけていいよーと言ってもらえたのでできたのがこのポプテク(POP TECH PARTY)です。
ぶっちゃけ、このイベントの前にもDJイベントあったのですが、名刺交換ばっかりしていて何が楽しくてお金払ってへたくそなDJで営業の人脈稼ぎの相手しなきゃいけないんだ、くそダサい!と一蹴したわたくしがいます。へたくそなDJそのものは最高です、ただ遊べ!遊ぶ仕組みを作れ!と思うのです。
ちなみに、Pokémon GOで何か出たときに駅前とかで急に人が黙々と溜まってスマホに向かってるエリアがちょいちょい出来上がってるじゃない、あの気持ち悪さに似てます。あれ、隣の人と「これ取れました?」とかいちいち名前聞いたりナンパしたりするほどでもなく気軽に話せるなら全然いいと思うんです。何で黙々とやってるんですかね?あれ、コミュニケーション生まれてるんですか?家族間で今日こんなの取っちゃったぞってコミュニケーションが生まれているくらい?
ということで、隣にいる人に気軽に話せる仕組みを作りたくて、この時は「1人では食べきれない食べ物を売る」というのをやってみました。
1人で全部食べるには多いラスクとか、まい泉のミニバーガーを2つセットで売るとか、ポッキーみたいなお菓子とか。
しかし全然売れなかったんだねー。ミニバーガーはおかげさまで完売したけど、お菓子はさっぱり。
あと、写真撮れるパネルとか用意してみたんだけど、全然気づいてもらえなかったねー。
トライ&エラーはどこまでも続く。
9月
アスキーさんとのイベント企画が。。。
せっかくアスキーさんとコラボのセミナーを企画したんだけどねぇ。。。人が集まらなくて中止になってしまった。この時期は頭冴えきらず、いろいろ人を振り回してしまったと思ってとても反省しているところ。。。内容としては聞きたいと言ってもらえてているので、企業の方々に社内研修のパッケージにしたいという希望をまだ捨てていないです。
現場レベルの人に技術のわかる弁護士からGDPRの研修させたい会社さんがいたらご連絡ください。
チェルシーフラワーショー
年間予定としても相当予想外だったのがこれで。今も手伝っているのですが、大学時代のゼミの後輩がお金集めてんなー、まぁ頑張ってるようだから北海道だったらこの人にお声がけしておこうというところからあれよあれよと人がつながっていって3週間たたぬ間にこの子たち1600万円くらい集めていた。。。スポンサーになりますという人のサインがないと最終審査に進めないところだったので、吊り橋効果もあったのか、誰かおらんかとみんな必死ですよ(実際のお金はただいまみなさまのお振込み待ち中)。
※チェルシーフラワーショーとは英国の王立園芸協会主催の庭師のオリンピックとも言われるガーデニングのコンテストです。世界中のお庭の設計師がチャレンジするショーで、お庭製作費は自分たちでスポンサーを集めるのです。後輩ちゃんが作るお庭の設計図は下記からどぞ。
See Kampo no Niha Garden at RHS Chelsea Flower Show 2019 / RHS Gardening
クラウドファンディングでお金集めしようとしたり、した人もいたのだけど、この短期間で、どアナログな方法で、1600万円も集めるとはねぇ。最終審査に進むには予算の半分の1000万円集まってたら何とかなるかなーと思ったらあと一息まで持っていったものねぇ。
ここで思ったのが、今ね経営者にはアート思考がどうって流行ってるじゃないですか。
こういうの↓
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)
- 作者: 山口周
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/07/19
- メディア: 新書
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ホント、美意識というか美しいものを見ている人というか、そういう方は即答でOKスポンサーになるよってお声がけいただきました。うちの後輩ちゃんのことなのにさらっとサインしてくれるだなんてホントにありがたいし、金額の差は関係なくみんな同じく大事なお友達です。ホントありがとう。
直近で日経に掲載してもらえるのと、年明け1/9にNHKのおはよう北海道にちょこっと出るそうなので見れる人は見てあげてくださいな。
10月
8日 技術書典
昨年に続き、技術書典にチャレンジ。去年よりも楽にはなれたけどこれに続いてどう技術と法律周りの話を売れる本にしていくのが課題。薄いビジネス書にはしたくなくて、ある程度気骨ある内容の本で知的好奇心をくすぐるようにしたいのですがなかなか難しい。たぶん法律系で突っ込みができるような本が売れるのかなぁと思ったりします。キャッチーなのは漫画でやってもらえたらいいのではないかと思われる。ま、買ってね。
10日から札幌でNoMaps
昨年に続きお伺いさせていただきまして。お久しぶりの方にお会いしたり、ステキなおにーさまとお食事ご一緒させていただいたりしてました。当初の予定ではこの時期は暇なはずだったのですが、諸事情により全然仕事終わっておらず、電話会議いえーい!という感じだったので遊んではなかったですね。。。
札幌でシェアハウスの下見と思って、ゲストハウスに泊まったら若者と仲良くなれたのでよかったよかった。
帯広Trip
上記のチェルシーフラワーショーとは関係なく、結構早い段階から遊びに行くよーと言っていた帯広。。。おいしかったシシャモお寿司。。。日航ホテルのご飯もおいしかった。。。札幌から帯広までよく食べた。。。
深圳・プーケットTrip
深圳出発前にまたも風邪をひいたので行くなよ。。。というところですが休ませていただきます!!!という強い気持ちで深圳に行く。ついて前回気に入ったお餅を買い、食べてる途中で寝る。そして仕事をせかされて壁を超えるすべがないことに気づき(Slackとzoomは使えますよ!)人に頼ってVPN使わせてもらう。Googleにすべて置いてある生活どうにかしよう。そう、アリババとかね!
プーケットは深圳の後に行ったというのもあってか正直微妙だった。若かりし日に行って以来で、もう疲れてたのでパトンから動いていない(何なら1日はコワーキングオフィス缶詰だった)のもあるけど、”タクシー” ”シーフード” ”マッサージ”としか声かけられてない。思考停止感がハンパなく、街も観光客からお色気とかでぶんどろうという仕組みになっていてどうせ明日は会わないこと前提だった感じ。
残念だ。。。
11月
10日 Smips
クラフトビールの現状とレシピの共有(Smips・エンタメと知財分科会 第18回)
さかのぼること20年ほど前、英会話学校通っていた時にイギリス人の先生がフランスワールドカップの際にTHE FooTNiK(現在は恵比寿、当時は高田馬場)というブリティッシュパブに連れていってくれた時にハマったクラフトビールとサッカー観戦。
その後、巡り巡って渋谷のビール屋さんに入り浸るようになるのだけど、そこで仲良くなったイギリス人のおじさまにホームブルー(ビールの自家醸造)を教えてもらう。
イギリスやアメリカでは小さなビアパブを開いて、店で作ったビールを出しながらあーでもないこーでもないとじじーが楽しんでいる店があって日本でもそれができたらなぁと聞いたときからこれどうにかならんのかと思っている。
他の規制事業と違い、ビール造りを阻んでいるのは保健衛生の法律ではなく、酒税なのです。日本ではアルコール度数1%以上のビールを作ることは違法です。
でも東急ハンズでは自家醸造キット売ってるし、なんならビール造りの専門学校までできてる。地方では地域創生と言って地ビール作りませんかなんて話もある。
毎年酒税の税収が落ちてます、若者のアルコール離れなんて言いますが、渋谷のハロウィン見てみなさい。お店で飲まずに路上でストロングゼロ飲んでますよ。
という問題意識からいろいろお話しお伺いし、終了後にはビール飲み放題までやっちゃいました。これは技術書典で出した本に書いています。買ってね。
17日 ポプテク2回目
POP TECH PARTY -ポプテク- 2018 Autumn
お菓子に失敗したため、べたにLTやろうということになり、20時台masuidrive、21時台KAI-YOU、22時台わたくしというTTでLTやってみました。
まー、遅くなると酒は言って人の話聞かないよね(´;ω;`)
前回、次回DJしたい人は声かけてねと言っておいたらちょいちょいやりたい言ってくれる人がいて2回目に出てくれました。そして2回目に来てくれた人の中でも次回出たい!と言ってくれる人がいたので続くなぁというのを実感した回でした。箱の人にも褒められたし♪順調に大きくしていって、そのうちDE DE MOUSE呼ぼう。
縁切り神社と縁切り寺Trip
いろいろと余裕ぶちかまして書いていますが、ここまで風邪と喘息を繰り返し、病院も2回変え、どこの打ち合わせ行っても大丈夫ですか??と聞かれるほど体が弱っていたので、もうあの世ビジネスに頼るしかない。。。と思っていたら縁切り神社いいよーと聞きまして。そしたらお友達が京都まで片道分5000円で新幹線の券を譲るよと連絡がありまして。これだ!!ということで京都までお参りに。年末のこれを書いているときも先週からの鼻かぜ治りかけなのですが、来年にはここまでの風邪ひきではないと信じたい。
12月
15日 Smips シンポジウム
2000年から続くSmipsの記念回で6月に話に出た河崎純真氏にご登壇いただきました。前半は英語セッションだったので、紹介も英語と相成りまして、原稿を事前に同時通訳さんに渡すという体験もできました。国際シンポジウムに名前を残してくれるようにしてくれた隅蔵先生に感謝しきり。
これだけ好き勝手やっていますが、Smipsに参加者として行っていた私をオーガナイザーに吸い上げてくれたのは隅蔵先生です。ありがたい。
17日 womanLT
お友達2名のみの参加ではありましたが、なんでもいいから女子がLTで話をするという会を始めて見ようと思いました@自分で借りてるコワーキングオフィス
そもそも女性だけ向けに興味はないんです、女性お断りの場はほとんどないですしね。どんなイベントでも興味があったら行きます。”機会の平等”はあるんですよ。
しかし、どこ行ってもおっさんばかりでつまらないから女の子を呼びたいという気持ちがむくむくしているのです。たまに働き方改革のなんちゃらかんちゃらを!って言われてみてみるとずらーーーーーっとおっさんが並んでるのね。それで女性の方にもご参加をってするかい!このおっさんたちのどこに共感の要素があるのかと。だからって、働く女性の、働くママの、みたいなのは大体ビジネスや技術要素なくてつまんない。
いい着地点を探したいのだけど、ちょっと心が折れそう。なので興味ある人がいたらブラッシュアップにお付き合いください。
一応、FacebookページではないのはMeetupを使いこなしてみようという気持ちからです。
帯広Trip
2018年最後は帯広に飛びました。帰り際にホワイトアウトを始めて見て怖がるわたくし。豚丼おいしかった。。。
後半通じて
縁切り神社に行ったというくだりでも書きましたが、今年後半はずっと風邪か喘息かという日々を過ごしていました。
7月入ってすぐあまりに暑かったので24時間冷房が効いた部屋にいたら鼻がカピカピでおかしくなりそのまま風邪をひいたんです。耳鼻科に行ってもよくならず、花粉症シーズン以上に鼻水が止まらなくなり、鼻が苦しくて夜中に起きたりしてました。お盆あたりからは息苦しくなり、幼少期から通う内科に行ったら「呼吸はきれいだから喘息じゃない」と言われて風邪薬飲んでたんですねー。でも一向に良くならず、とうとう1フロア分階段上がるにも苦しくてエレベーター使うようになりましてこれダメだと思い、どっかいい病院ないですか?とFacebookで投げかけたらすっごい並ぶけどいいとこあると虎の門の病院を教えてもらいました、9月の終わりだったと思う。
確かに本当に並ぶんですよ、受付してから終了するまで10時間かかりましたもん。そこで喘息ですよ、あなた相当ひどいですよと言われ(これが83歳相当の肺と言われたとき)ここから吸引と山のような薬を飲む生活をしてもう年末。今までの人生で飲んだ薬の量をこの半年で同じくらい飲んだんじゃないかって言うくらい飲んだ。
薬飲み過ぎて逆流性胃腸炎になって薬を休むとまた風邪ひいたり喘息酷くなったりとその繰り返し。ホント、わたしなにしたかなーと思いつつも、年末の風邪も落ち着きつつあり、忘年会も有り難くお誘いいただいた会だけ参加して穏やかに年末を過ごしております。
次回、2019年の抱負とやりたいことと美しいと思っていること。